Pioneer LD-S9 修理の顛末

我が家には、いまだに Laser Disc Player がある。 最後のLD専用機である LD-S9 だ。

ここ4~5年、動作させると、ディスクが回り始めるときにきゅるきゅるという異音がでるようになった。 当初は、本編が再生される頃には異音が止まっていたが、最近は、かなり長いこと異音がでるようになった。

分解して音の出所をききとってみると、回転部そのものから出ているようだ。 ディスクが滑って音が出ているように思える。 ディスクを回転させられない不具合を、フェルトを利用して修理した記事があることから、私の LD-S9 も同じではないかと考えた。

(クリックで拡大)

ディスクを回転させる部分だが、上記のように薄いゴムが張ってあるが、一部を除き、すり減って真っ平らになってしまっている。 試しにと思い、ゴムの上に、キムワイプをほぼ同じ形に切って、アラビックヤマト(のり)ではりつけてみたところ、異音がかなり減少するではないですか。

これはと考え、上記のようにゴムを取り去りフェルトを張れば解決するだろうと考えた。 サークルカッターで、シール付きのフェルトをゴムの代わりに張ったところ、なんと異音が悪化してしまった。 どうやら、厚みの問題があるようだ。 フェルトを2枚重ねると動作しない。 困り果ててしまった。

2枚重ねるとレンズとの距離が長くなって動作しないのだろうと考えた私は、上図のようにクランパ側のほうにフェルトをはれば、ディスクの固定は十分になって異音が消えるのではと考えて、試したところ、これが正解であった。

「動作しているものに手を加えてはいけない」とよく言われるが、今回のも、この原則を守れば、苦労せずにすんだ。 フェルトをはって、見た目がきれいになるようにと考えずに、キムワイプで十分だったのだ。

紆余曲折はあったものの、無事に異音が消えた。 LD-S9 は、もうしばらく我が家で働いてくれることだろう。

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単身赴任先用に、Pioneer CLD-R7G を購入し、Mission Impossible を毎日楽しんでいる。 最近のTVは、S-Video 入力がないので、スキャンコンバータを探したら、エオリア の Up Empire シリーズだと、4:3画面をそのまま写してくれることがわかった。 よくみたら、LD-S9 にも Up Empire 2を使っていた。 最新バージョンは、Up Empire Climax であるが、これのノイズリダクションは大変よい。 LD を 4K TV で写しても、乱れが少ない。 おすすめだ。

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