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Thinkpad X201 — Windows11 インストール覚書

Thinkpad X260 の Windows11 インストールに気をよくして、Thinkpad X201 にもインストールしてみた。。

Rufus の設定では、GPT ではなく、MBR を選択する。 あとはすべて同じ。

指紋認証は、X260 のときのように、Lenovo のサイトから探し出したが、Windows 生体認証フレームワークがインストールされていないというエラーでインストールできない。 さらに検索してみたところ、海外サイトで、X230 の Fingerprint softwaire を、WebArchive から拾ってきて動作させたという報告があり、試してみた。 ThinkVantage Fingerprint Softwaire for Windows 8.1 で、X201も対象機種に入っている。 インストールすると再起動がかかり、その後自動的に、Windows Framework がインストールされると、指紋認識が可能になった。

デバイスマネージャで残るは、PCIシリアルポート と PCIシンプル通信コントローラがインストールされていなかったが、こちらは、Intel Active Management Technology にドライバがあるとの情報があり、Lenovo から Windows7用のドライバをインストールすると途中終了するものの、ビックリマークは消えた。

最後の不明なデバイスは、Microsoft ACPI 対応電源メーターデバイスだという。 X260と同様にして、「製造元:Microsoft」-「モデル:Microsoft ACPI 対応電源メーターデバイス」を選択すると、ドライバ更新警告がでるが「はい」を選択すると、ドライバが正常に組み込まれた。

これで、デバイスマネージャは完璧になった。 ありがたい。 X201 は Windows10 でさえ、ぎりぎりのマシンだが、まだ少しは使えそうだ。 Windows11になれるために使っていきたい。

Thinkpad X260 — Windows11 インストール覚書

ThinkPad X260 は、CPU要件以外は Windows11 インストール要件を満たしている。 サポート外だが、インストールしてみた。 当然、そのままではインストールできないし、ドライバなどもサポート外だ。 

私の場合は、もうひとつ難関がある。 Microsoft アカウントを使用していないのだ。 以前に使用して、勝手に同期されて困った経験からだ。

まず、USBメモリをインストールyメディアにするが、ISOをダウンロードすることが必要。 メモリ作成ツールではインストールできなかった。 実はこれが幸運を呼んだ。 Rufus で ISO 書き込みをすると、CPUなどの要件を無視や、ローカルアカウントで導入する手はずを整えてくれた。 インストールは順調に進んで、再起動がかかるが、この時にUSBメモリを外してはならない。 外すとインストールが進まなくなる。

無事にインストールが終了したところで、デバイスマネージャをみると、たくさんのビックリマークがある。 Lenovo System Update を導入してドライバを入れてみようとしたが、何もしてくれなかった。

まず最初に行ったのは、インテルチップセットの導入のために、Intel Driver & Support Assistant をインストールして、チップセット導入を試みたがだめ。 Intel Driver & Support Assistant は、グラフィックドライバ、WiFiドライバ、Bluetooth ドライバの更新に役立った。

チップセットドライバがないので、PCIデータ取得およびシグナル処理コントローラがをはじめ、たくさんのビックリマークが。 結局、チップセット導入は、Lenovo の X260 のページから、Windows10 用のツールをいれることで解決した。

指紋認証は、Windows 10用のドライバは不可。 Synaptic WMF DDK 5011 という名称であることがわかったので、synaptics fingerprint windows11 で検索したら、Lenovo のドライバが一番最初にヒットした。 ここから手に入れた n32gf17w.exe がまさに求めていたもので、指紋認証が使えるようになった。

まだ、PCI デバイスにビックリマークがあったので、使えないものを探したら、カードリーダが使えない。 これは、Lenovo の Windows 10用の Realtec MultiCard が使えた。

最後に残った不明なデバイスは、プロパティから Microsoft ACPI-Compliant System だという。  これは、Intel Smart Connect Technology Device で現在は使われていないという。 気持ち悪いので、対応方法を探したところ、ヒットしたのは、Microsoft ACPI 対応電源メーターデバイスのドライバをあてるという。 

不明なデバイスから、「ドライバーの更新」を選択し、「コンピューターを参照してドライバーを検索」の中から、「コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します」を選択して、しばらく待つと、「このハードウェアのためにインストールするデバイスドライバーを選択してください」の画面となる。 ここで。「製造元:Microsoft」-「モデル:Microsoft ACPI 対応電源メーターデバイス」を選択すると、ドライバ更新警告がでるが「はい」を選択すると、ドライバが正常に組み込まれる。

かくして、デバイスマネージャ上の不明なデバイスなどはすべてなくなり、とりあえず安心できる。

X260 は本体にイーサネットがある。 音楽再生上、無線LANを使うと音質上よくないことが多いので、ここしばらくは、Amazon Music HD などの再生で活躍してもらうつもりだ。

PT3 新規導入覚え書き

デスクトップPCの使用頻度が減って、長らくそのままにしておいたが、アンプ作成などの趣味が再開して、再度利用するようになっていた。 おかげで、Core i7 2600 で過ごしていたが、さすがに古すぎるようだ。 ZOOM で背景フィルターを使えないので新調することにした。

  • CPU: Intel Core i7 11700
    本当は、Core i5 11500 のつもりだったが在庫なし
  • Mother: Asus TUF GAMING H570PRO
    USB 3.2 Gen2 2X2 が使えるので
  • RAM: CFD W4U3200CM-8GR (DDR4 PC4-25600 8GB 2枚組)
  • SSD: CFD PG4VNZ CSSD-M2M1TPG4VNZ
    PCI Express 4.0 が使えて最速!

後は旧機から転用。 ケースは相当古い。 品番わからず。 電源は Enermax の Platimax シリーズ。

順調にくみ上げたが、PT3 がうまく動作せず、1日はまった。 旧機から TVTest などをコピーしたから、そのまま動くはずだったのに。 以下はその覚え書き。


「BonDriverの初期化ができません」のエラーで、TVTest  が止まる。 デバイスマネージャーでは、問題なく認識されているのに。 デバイスドライバの削除・再インストールや、PCI-E スロットの位置を変えてもダメ。

PT3 を差し替えて壊したのかもと思い、旧マザーにつけると何ら問題なく動作するので、問題はソフトウェア的な部分に限られる。 TVTest などのソフトウェアは当然白で、デバイスマネージャー上の認識は新旧共に同じなので、BIOS にあたりをつけた。

Advanced メニューの PCI Subsystem Setting に、Above 4 GB Decoding というのをみつけた。 TVtest にせよ、 Bondriver にせよ 32bit アプリケーションなので、PT3 のファームウェアとやりとりできないのだろうと考えた。 Disabled  に設定した。 これがビンゴで「BonDriverの初期化ができません」 のエラーは消えた。

ところが、音が少し出て、すぐに TVTest がフリーズしてしまう。Windows のイベントビューアーによると、INTEL のグラフィックドライバがエラーを出している。 マイクロソフト 基本ディスプレイアダプターに変えてもダメ、INTEL のドライバをか得てもダメ。 「アプリケーションのグラフィックスハードウェアへのアクセスはブロックされました」のエラーが出るようになった。

ここで気がついたのは、MPEG2 デコーダーが旧機と違うからかもと気がついた。 https://bepokuma.com/windows-10-tvtest-microsoft-dtv-dvd-video-decoder/ が無難かと思っていたが、ググってみると、TVTest の作者が作成している、TVTestVideoDecoder.ax を見つけ。 あるウェブページでは TVTest と同じフォルダにいれるだけでよいとあったが、動作しなかった。 説明書きによると、

regsvr32 TVTestVideoDecoder.ax

を管理者権限で実行する必要があるとのこと。 これでぱっちり動作するようになった。 めでたし、めでたし。