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Thinkpad X201 / X260 — Tiny11 インストールしてみた

Thinkpad X260 の Windows11 インストールThinkpad X201 の Windows11 インストール では、デバイスマネージャですべての項目に適切なドライバがあたって、気をよくしていた。

しかしながら、Amazon Music Unlimited を聞いていると、時々音が途切れたり、Blue Snow DAC の認識が怪しくなったりする。 特に、UltraHD の曲を聴いていると、よく音が途切れる。 ドライバを排他モードにしたり、Wi-Fi を使わずに有線イーサネットを用いると少しマシになる。 ドライバの問題かと思ったりして、いろいろ調べていたら、CPU 使用率が 100% になって音が途切れることが分かった。 13年前のPCである X201 はいざ知らず、Skylake 世代 Core i7 の X260 でも音が途切れる状況は同じだ。 Windows Update が裏で動き始めると、全く動作しなくなってしまう。

リビングで使用している Thinkpad X260 を買い替えることを考えたが、どの程度のマシンを買えばよいのかよくわからない。 Windows11 は、インテル第8世代以降の CPU のみの対応だが、Kaby Lake-R 世代では、Skylake 世代と CPU 性能はあまり変わらない。 PCにあまりお金をかけたくないので、最低限、音が途切れたりせずに動作させるために、どの程度のPC が必要なのかがよくわからない。 最近だと、Alder Lake世代の Intel Processor N100 が、Kaby Lake-R 世代より高性能だというベンチマーク結果をみて、その上の Core i3- N305 あたりが狙い目かと思っていた。

どうしようかと思っていたら、ブラウザの広告で、Thinkpad L13 Gen3 (Core i5-1235U、RAM 16MB / SSD256GB) がアウトレットで7万円弱と知り、すぐに飛びついた。 OSが Windows 10 Pro だったので、Windows 11 の入れ直しに数時間かかったが、快適に使えるようになった。

だましだまし使っていた Thinkpad X260 / X201 だが、軽量化された Windows 11 という Tiny 11 をインストールしてみることにした。 インストールは簡単だ。 日本語化するために、言語パックをあとでインストールする必要がある程度だ。 ドライバ関係は、以前の記事と同じでよかった。 2GBメモリでも動作可能な軽量化したWindows 11「tiny11」を試してみた の記事通りで、動作しているプロセスが少ないため、軽快に動作する。 X260 のほうでは、Amazon Music で、UltraHD の曲を聴いていても、CPU使用率は 50% を切るようになり、音切れの心配がなくなった。 Windows Update が裏で動いても音切れは起こらなかった。 X201 のほうでも、音切れはなくなったが、さすがに Windows Update が裏で動くと駄目なようだ。

まだ、長い時間使っていないので確実性は不十分だが、Tiny 11 は、古いマシンをよみがえらせる手段として適切だ。 注意点としては、Windows 7/8/8.1/10 Pro のプロダクトキーが必要であることぐらいか。 単身赴任先には、Atom のミニノートがあるので、Tiny 10 をインストールしてみようと思っている。

Thinkpad X201 — Windows11 インストール覚書

Thinkpad X260 の Windows11 インストールに気をよくして、Thinkpad X201 にもインストールしてみた。。

Rufus の設定では、GPT ではなく、MBR を選択する。 あとはすべて同じ。

指紋認証は、X260 のときのように、Lenovo のサイトから探し出したが、Windows 生体認証フレームワークがインストールされていないというエラーでインストールできない。 さらに検索してみたところ、海外サイトで、X230 の Fingerprint softwaire を、WebArchive から拾ってきて動作させたという報告があり、試してみた。 ThinkVantage Fingerprint Softwaire for Windows 8.1 で、X201も対象機種に入っている。 インストールすると再起動がかかり、その後自動的に、Windows Framework がインストールされると、指紋認識が可能になった。

デバイスマネージャで残るは、PCIシリアルポート と PCIシンプル通信コントローラがインストールされていなかったが、こちらは、Intel Active Management Technology にドライバがあるとの情報があり、Lenovo から Windows7用のドライバをインストールすると途中終了するものの、ビックリマークは消えた。

最後の不明なデバイスは、Microsoft ACPI 対応電源メーターデバイスだという。 X260と同様にして、「製造元:Microsoft」-「モデル:Microsoft ACPI 対応電源メーターデバイス」を選択すると、ドライバ更新警告がでるが「はい」を選択すると、ドライバが正常に組み込まれた。

これで、デバイスマネージャは完璧になった。 ありがたい。 X201 は Windows10 でさえ、ぎりぎりのマシンだが、まだ少しは使えそうだ。 Windows11になれるために使っていきたい。