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アナログ対応のプリアンプを作ろう・・・やらかしたこと

今回もいろいろやらかしました。

  1. MUSES72320 のはんだ付け失敗
    バランス型プリアンプで経験しているから余裕のはずだった MUSES72320のはんだ付け。 VOL-01基板で片チャンネルの音が出ないことから、繰り返しているうちに両チャンネルともダメになった。 たかじんさんのホームページの注意書きのうち、「時間にして、1~1.5秒で行って帰ってくる。  これを3~5本くらいやったら、一旦、コテ先をクリーニング。  そのタイミングで ICの上を指で押さえて、熱を冷やす。」を忘れていたため。 気が付かずに、2枚壊してしまった。
  2. パスコンのコンデンサの極性間違い
    完成したと思って、ClassAA フラットアンプの前段(V-AMP)のオペアンプをとっかえひっかえして、好みのオペアンプを探していた時に、イコライザ部分のパスコンの頭が膨らんでいることに気が付いた。 極性の間違い。 12V のところに25V品を使っていたためか、簡単には壊れなかった模様。
頭が膨らんだ MUSE KZ

ちなみに、ClassAAフラットアンプのオペアンプは、OPA827 DUALにが良かった。 MUSES01 は音数が多くてきれいだけど、冷たい感じがしたので却下。 OPA827 はこれから多用しそうな予感。 OPA1655D も気になっている。 なお下記は、平衡入力に改造された6R-HH2全段差動ミニワッターと Tangent Evo4 で試聴したときの印象である。

  • OPA2604・・・リファレンス(フォンテック FOCD3438)の冒頭のピアノのキータッチがでないので却下。
  • OPA2134・・・リファレンスはかろうじて合格だが凡庸。 廉価に済ませたいなら、とても良い選択。
  • MUSES 01・・・リファレンスはかろうじて合格。 音数の多さはOPA2134より良い。
  • OPA627DUAL(NFJ)・・・リファレンスを合格。 音数が少ないが、質の良いラックストーンを思わせる。 これもありかと。
  • OPA827DUAL(秋月)・・・リファレンスをゆうゆう合格。 音数が多く、ダイナミックレンジがよい。
  • LME49720・・・リファレンスを合格。 音数が多く繊細な感じがたまらない。 これはこれであり。 廉価に済ませるなら、きわめて良い選択。