Gustard A22 の HDMI入力 を使ってみよう

I2S over HDMI コンバータによる SACD再生等で実績があるのは、元記事のTOPPING D90 であった。 I2S over HDMI のコンバータに関するWeb上の情報では、TOPPING、S.M.S.L、Gustard、LOXJIE、Sabaj、BRZ HIFI、 DENAFRIPS、MUSICIAN PEGASUS、HOLO AUDIO あたりが動作可能性が高いとのこと。

しかしその一方で、上述の メーカーの DAC製品が、Audio Science ReviewのSINAD(歪とノイズの少なさの指標)ランキングの上位を占めている一方で、音質的に優れているという review が少ないとの指摘もあった。 「高特性は正義か?ASR推奨製品の実力を検証」記事で、同じ中華製のなかで、Gustard A22 が音質的に一歩飛び抜けているとの記載があることから、Gustard DAC-A22 をヤフオクで手に入れることにした。 もちろん、I2S over HDMI 入力で DSD入力によるSACD再生を行うためだ。

Guastard DAC-A22 は、旭化成の AK4499 を DUAL で使用しているDAC だ。 AK4499はTHD + Nが124dBで、ESSのフラッグシップ製品である9038Proチップをデュアル構成した際の122dBと比較しても優秀で、市場に出ているどのチップよりも低い高調波歪みという渾身のチップだが、工場火災により、入手困難となっている。 当然ながら、Guastard DAC-A22 すでに製造中止になっている。 このDAC-A22 の情報は、http://www.gustard.cn/?post_type=products&page_id=8942 にある。 右上の【简体中文】をクリックして、English に変更すれば、英語で情報が手に入る。 ネットからひろったマニュアルは、こちらにある。

Pioneer DV-A610AV のマニュアルに従い、デジタル音声出力の【HDMI出力】をデフォルトの【自動】から、【自動(DSD)】に変えることで、SACD のDSD音声を、HDMI出力からデジタル出力できる。 Gustard DAC-A22 を通して、音が出た。 とりあえず、成功だ。このほかの注意事項としては、SACD再生が、デフォルトの 2ch エリアになっていることの確認も必要だ。  HDMI-INPUT と同じ面にある HDMI-OUTPUT からモニターに接続して設定を行う必要がある。

なお、SACD再生のときの注意事項として、PCMからDSDに移り変わるときに、大きなノイズがでる。 Gustard のリモコンの左上・・・ちょっとみると電源スイッチのようにみえるところが、MUTEボタンであり、これを利用することを忘れないように。

to be continued….

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