現段階での回路図は下の通り。 負帰還がたすきがけになるので注意が必要だ。
負帰還抵抗として 68kΩを取り付け、ゲインが下がることを確認し、これでよいと思って周波数特性を測ったところ、波を打ってのたうちまくる理解できない特性であった。 オシロでみたところ 15kHz できれいに発振している。
負帰還が多すぎるためと考えて、負帰還抵抗を 100kΩとしたところ、オシロでの発振波形は消えた。 周波数特性でも波を打ってのたうちまくることはなくなり、補正コンデンサがない状態で150kHz に 3dB 程度のピークがある周波数特性であった。 このピークを取り去るために、負帰還抵抗に抱かせるコンデンサをいろいろ試したのが下図である。 6.8pF では 200 kHz にピークがあるが、10pFではこのピークが消える。 22pF まで増やすと、高域特性が悪化するので、10pF に決定した。
これで完成だと思ったら大間違い・・・とわかるのはもうすぐ。
to be continued….