Zwickau Robert-Schumann-Haus にて (98/9/10)
 

法橋 宏高 (ほっきょう ひろたか)さんも、Zwickau の Robert-Schumann-Haus に行ってこられたとのことで、メールをいただきましたので、ここでご披露させていただきます。

私も、1996年年末から1997年年始にかけて、シューマンにテーマを絞った旅をしました。その時にツヴィカウを訪れており、この地に着いたのは1997年の元日の夜でした。

 私もHOTEL MERKURに泊まりましたよ。小さな街だし、着いて宿がなかったらどうしようかと思いながら現地に夜つきました。このホテルを見つけてほっとしましたね。おまけに、ここの主人が英語を話してくれたので大変助かったのを覚えています。

 私はドイツ人のある友人を通して、シューマンハウスの館長さんを紹介してもらっていましたので、シューマンハウスに着いたとき、館長さんと話をし、かつ館内を案内してもらうという幸運に恵まれました。言及しておられた1870年代のベーゼンドルファーを私も弾きましたよ。最初に館長さんが弾いてくれたので、次に弾いてもいいかと聞いたらいいよ、と言ってくれたのでした。

 シューマンハウスの中にあった当時のHauptmarktの絵によると、シューマンハウスの近辺は、シューマンが生まれたときからほとんど変わっていないことが確認できました。この地を少年シューマンが駆け回ったのか、と思うと感慨もひとしおでしたね。もっとも、今は一角にバーガーキングがありましたが・・。

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 シューマンハウスの館長さんを紹介してもらえたのは次のようないきさつからでした。

 私は学生時代、イギリスに留学していたのですが、その時、あるドイツ人と友達になりました。彼の実家はデュッセルドルフにあり、私は彼の両親とも今ではとても仲良くしています。 この一家はおそらくドイツでも相当のインテリです。彼の父親が特にクラシック音楽に造詣が深く、私とはいつも話がとまらないほどに意気投合しています。1996年の大晦日、その家でのジルベスター・パーティに参加させていただきました。その時の私以外のお客さんに、デュッセルドルフ市政の方がいらしていました。

 ご存じの通り、デュッセルドルフもシューマンにゆかりの深い都市ですから、デュッセルドルフ市としてもシューマンに関する事業に力を入れています。この人はおそらくこの事業にかかわっており、そのためシューマン生誕の地であるツヴィカウのディレクター を知っていたのです。 私が、これからツヴィカウに行く、と言ったら、それなら 知っているので紹介してあげよう、となったわけです。

法橋さんへのメールはこちらに。

n'Guin より・・・

Hotel Merkur の件:
私は、ここに泊まったときに、料金トラブルをかかえていて (予約を取った旅行会社がチケットを私に渡し損ねていた) 説明しようと、英語でしゃべっていいかと聞いたら、いい顔を しなかったので、結局、つたないドイツで、説明しました。 幸い、それで通じましたが・・・・。

また、いろいろと体験談を寄せていただければ幸いです。

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